お客様の声

愛知県の学校法人 滝学園様にお話を伺いました。

当社のインターネット出願システムを導入された、愛知県の私学、学校法人滝学園様を取材させて頂きました。

学校法人滝学園
中島校長先生

--そもそもどうしてインターネット出願を導入されようと思われたのですか?

主に、学内事情からですが2点あります。
まず1点は、教員の多忙感の解消の一つとしてです。入試の期間には、授業の空き時間に入試業務を手伝ってもらっていましたが、これを日常業務、つまり授業の準備や生徒指導に当てて欲しいと思ったからです。

もう1点は、事務業務が入試の期間には3日から4日ほど、一般業務が止まっていました。これは良くないと思い、この解消にもなるのでは?と考えました。

この2つが大きな理由ですが、受験生の方々には、インターネットが便利な時代になってきたので、それに合わせたいとも思いました。

--導入してみていかがでしたか?

教員、事務員ともに仕事が軽減されました。教員は、作問、監督、採点だけの入試業務で良くなりました。
事務は、合格者への連絡発送だけになりました。
教職員も最初は正直不安があったようです。導入しての満足度は高いと思います。

また、対受験生についても評価が高いと思っています。保護者にはデータを入力するとメールが随時届くというのが他の業者にはないもので安心感があったようです。
塾の先生からも安心できるシステムだったと評価を頂きました。
中学校の先生方は、最初、不安や疑問がありましたがやってみて意外と評判が高いと思ってます。

--今回他のシステムと比べては?

最初、他の既存のシステムの利用を検討しましたが、高校で4つ(A 受験、B 受験、推薦、帰国)、それに中学であわせて5つの入口があり、これに対応するシステムがなかなかなかったので、こちらに依頼しました。
学校のニーズに対して適切な対応をして頂けたのは非常に良かったです。
さらに来年以降、より良く改善していきたいですね。

学校法人滝学園
戸田教頭先生

--入試業務の実務責任者として、始めてのインターネット出願はいろいろと大変だったと思いますが、
率直にここが良くなかったということも教えて頂けますか?

意外と受験生のミスが多くて、結構手直しがありました。A 受験とB 受験を間違えて登録した人が数名いましたが、この変更が今回面倒でした。昨年までの名残でA 受験とB 受験を分けましたが、今後インターネット出願では一緒で良いと思いました。来年からは一緒にして、A かB かを入力時に選択でき、また、一定期間内は自身で修正もできる、とするのが良いかと思いました。

また、パスワードを間違えて、ロックされた人が何人かいましたが、ロックされた時の対処の案内が別のところに表示されていたので、問合せが何人かありました。対処案内が画面上に出ていたら問合せが減ったと思います。その他にも、細かい問合せが何件かありましたが、あらかじめつぶしておけたかな、というのも多かったと思います。

こちらが想定していなかったこともありました。住所の入力を、2-23と記述された場合に、確認票を赤で修正されたものが結構ありました。公立の中学校では、二丁目23番地と出願書類に記載するような指導されていたそうで、この件での問合せはかなりありました。今後は公立中学校の慣習にならって、記載例の表示などを見直すのが良いと思っています。
それから、送付頂いた調査書をこちらで管理画面より入力していましたが、この入力方法は見直した方が良いですね。管理画面上で、54321を選択してポチポチとマウスを押すのはミスも多いし、なかなか省力化できない。むしろ数字入力が楽だったと思います。

ただ、全体的には、かなり思っていたようなシステムでした。合否を内部で処理して、合格者の受験番号だけをアップするというのも全く手間ではなかったですね。
事務手続きも間違いなく楽になりましたし、高校の一般教員は入試に関わった業務時間は0分でした。
昨年までは空き時間に、雑務を1時間とか2時間手伝ってもらっていましたので、劇的な改善です。

--取材のご協力ありがとうございました。今後ご指摘頂いたことを改善し、よりよいシステムにしていきたいと思います。